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平和祈念

平和祈念_a0046012_1334014.jpg 毎年8月6日の広島は「祈りの日」である。
 身内に原爆犠牲者がいないのをいい事に、8時15分は何時もテレビの前で黙祷を捧げ、市長の平和宣言を聞いたり、首相の挨拶を見たりして済ませてきた。
 今年はある思いがあって、夕方から平和公園の慰霊碑に参拝した。 63年前、この地で悲惨な現実があった事も年々薄れていくようだが、たまたま同級生が浜井信三元市長の娘と言う縁から≪よみがえる廃墟 広島の記録 「原爆市長」≫を読む機会に恵まれた。
 被爆したその時から市の中枢と市民が如何にして立ち直っていったかの記録が淡々と書かれていて、感銘を受けた事がきっかけとなった。 平和祈念_a0046012_1353178.jpg 当日の参拝は初めてだったので、日が落ちてからもこんなに大勢の人出があるとは思いもよらなかった。 「灯籠流し」がきれいだと聞いていたが、生憎、干潮だったため一箇所に集まったまま、動く気配がなくて少々残念だった。
 又この日、深夜のTVで「原爆の子」をみた。 ずっと以前映画館で見たことはあったが殆ど忘れかけていたので、乙羽信子、宇野重吉、滝沢修、等の今は亡き名優の若かりし頃に出会えて懐かしながら、平和祈念の長い1日を終が終わった。 
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# by 3181939 | 2008-08-09 00:57

モディリアーニ展

 モディリアーニ展_a0046012_0223728.jpgモディリアーニの絵は首の長い女性と瞳のない目が印象的だが、遂に本物に逢えた。
35歳で亡くなったにもかかわらず、350枚もの肖像画を残したと言うから、恐らく淋しがりやで人間が大好きだったのではないか作品を鑑賞しながらふと思った。
 行き先は姫路市立美術館ーこの美術館がとてもいい。
世界遺産の姫路城の城内にあって、旧陸軍被服庫の赤レンガの建物をそのまま利用している。 
内部はきれいに改築改装されているが、お城とお濠と、赤レンガの建物と、緑の木立と
すばらしい景観だった。 
 ≪美術館めぐり≫帰路の寄り道は倉敷美観地区の散策。
 思い起こせばその昔、7年間ここ倉敷に住んでいた。 この美観地区内に文化センターがあって「かな書道のいろは」を習った思い出がある。
 大原美術館やエルグレコの喫茶店はそのままの佇まいだが、倉敷駅から続く道路は見違えるほど広くなっていた。 美観地区の「珈琲館」で美味しいコーヒーと、超美人のオーナーに再会したいと思ったが、集合時間が迫っているため果たせなかった。
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                                               姫路城




                      倉敷美観地区
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# by 3181939 | 2008-07-24 00:23

オフィーリア

 オフィーリア_a0046012_2312519.jpg以前、何かの美術誌でこの≪オフィーリア≫を見た時、その美しさに魅了された記憶がある。
 この度その絵に会えると言う事で、≪NHKの美術館めぐり≫に入会したタイミングの良さに感謝すると同時に、日本初の展示と聞くと、なお一層の幸運を感じた。
 ≪ジョン・エヴァレット・ミレイ展≫の名画を鑑賞しながら進むうちに、それは人だかりの向こうにあった。 
期待通りの繊細さと美しさに圧倒されて、しばらく立ち止まって目に焼き付けて帰ろうと思った。
 だが団体行動はそれさえ許されず、後ろ髪をひかれながら、次の場所へと移動しなければならなかった。 絵をもう少しゆったり鑑賞したいのは勿論だが、この北九州市立美術館の周辺には地元アーティストの彫像が多々あったようなので、ちょっと散策もしてみたかった。
 小倉・戸畑・八幡の三区にまたがる丘の上の市街を見下ろす緑豊かな場所にあり、ユニークな形の立派な建物だった。 帰途、周南市(徳山)美術博物館の≪浮世絵名品展≫も案内してくれたが、これは止めにして≪ミレイ展≫をゆっくりさせて欲しかった。
 時間がたつにつれて、もう一度見に行きたい衝動にかられる。
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あれが北九州市立美術館






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壇ノ浦PAより関門橋を望む

# by 3181939 | 2008-07-05 22:54

耕三寺

 耕三寺_a0046012_117501.jpg東京の友達が≪平山郁夫美術館≫へ行って見たいと言うので、生口島へ渡った。
相変わらず閑静なたたずまいの美術館では「中国と西域を描く」特別展を開催中で、多くの作品を鑑賞してまわった。
 昼食後、隣の耕三寺へお参りしようと話がまとまったものの、一抹の不安があった。
実はずっと昔、中の建築物の余りのケバケバしさに閉口した記憶がよみがえったからであるが、時間の経過は落ち着いた色彩に変化していたのでよかった。
 耕三寺_a0046012_1202983.jpgこのお寺は親孝行な息子が、大阪で事業に成功をおさめ、母親のために屋敷をこの地に建てたことに始まるという。 母親亡き後、供養のために僧籍に入り耕三寺を建立した。
この度はこの屋敷も拝見できて、その規模や豪華さに驚いた。
 もう一つ驚かされたのは、耕三寺の裏手の小高い丘が「未来心の丘」として、エーゲ海に浮かぶ島のような白い景色が出現していたことである。
 これほど大量の大理石をイタリヤから船で運んできたことにも驚かされるが、杭谷一東氏(甲山町出身)の調和のとれたモニュメントや広場は、青空にはえてとても美しかった。 白いカフェのテラスで食べたシャーベットの味も格別で、一度訪ねてみるのもよいと思う。耕三寺_a0046012_1222184.jpg












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# by 3181939 | 2008-06-08 01:11

ゴールデンウィーク

 ゴールデンウィーク_a0046012_142102.jpg今年は好天に恵まれたゴールデンウィークだった。 「フラワーフェスティバル」は3・4・5日の3日間で延べ166万人と年々盛大になっているようだが、今やテレビ実況で満足している。
 男の子ばかりの孫達もすっかりカープファンになっていて、ベイスターズ戦の観戦に出かけたが、幸いにも逆転でカープが勝って楽しかったようだ。
 翌日は世羅高原へドライブ・・・まずは《花夢の里》の芝桜まつり・・・広い丘一面に4色の芝桜で大きな絵が描かれて、評判通りの美しさだった。
 ゴールデンウィーク_a0046012_1464595.jpg次に《せらワイナリー》に立ち寄り、チューリップ祭りの《世羅高原農場》へと向かった。
 沢山の種類のチューリップは満開に咲き誇っていてとてもきれいだった。
 三原久井で西と東に分かれ、高速に乗って帰路に着いたが、次は夏休みお盆前後の全員集合を楽しみにしよう。






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# by 3181939 | 2008-05-10 01:27
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ある日ある時・・・


by 3181939
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